議会活動へのタブレット端末の導入について

更新日:2019年03月11日

議場でタブレットを掲げる五ヶ瀬町議会議員ら

平成30(2018)年11月 タブレット端末導入

五ヶ瀬町議会(議員定数9名、欠員1名)では、平成30年11月よりタブレット端末を導入しました。

クラウド本棚「Side Books(サイドブックス)」で、インターネットを介し、文書や資料をタブレット端末で閲覧、管理することができます。

また、ペーパーレス会議といい、タブレット端末を見ながらの会議を行うことができます。

なお、データはすべて暗号化されるなどのセキュリティ対策もなされていますので、外部への情報流出などの心配はありません。

導入内容

タブレット端末・・・Apple iPad Pro 64GB LTEモデル

文書共有システム・・・「SideBooks」 東京インタープレイ株式会社

情報共有アプリケーション・・・「LINE WORKS」

タブレット端末管理ソフト・・・「mdport」

期待される効果

タブレットと膨大な紙資料

今まで配布していた議会資料がタブレット1台に入ります。

以下に挙げる効果などにより、議会活動の質の向上と議会運営の効率化が期待できます。

・災害発生時などにおける議員の安否確認と、町と議会および町民の現状を即座に把握でき、すばやい対応が可能になること。

・膨大な議会関連資料のペーパーレス化により環境へ配慮した取り組みを行うこと。

・資料の即時共有や配信、携行により、議員活動の活性化が図られること。

・議員間の連絡、情報交換、情報共有の活発化が図られること。

・資料作成、配布、差し替えなどにおける省力化によって、職員の負担軽減による働き方改革の一環になること。

導入の経緯

議員から、「議会関連資料があまりにも膨大で管理が困難である」という声がありました。

一方、職員も、議会資料の作成、配布、送付、説明、差し替えなどについて、省力化する方法を考えていました。

ICTについての議会勉強会を進め、議員からの積極的な働きかけにより、タブレット端末導入に向けて動きはじめました。

1.平成30年1月 「光回線を活用したICT勉強会」(五ヶ瀬町役場)

2.平成30年2月 「ICT推進セミナー」(大分県大分市)

3.平成30年2月 「西臼杵郡議長会先進自治体視察研修」(福岡県篠栗町議会)

4.平成30年3月 「ICT活用セミナー」(五ヶ瀬町役場)

5.平成30年3月 ・ペーパーレス会議の導入を(第1回定例会一般質問)

6.平成30年8月 ・議会運営委員会において導入を決定

7.平成30年9月 ・タブレット端末導入に係る補正予算(案)上程、可決(第3回定例会)

8.平成30年11月 ・タブレット端末納品、運用開始