「五ケ瀬の荒踊」を含む『風流踊』のユネスコ無形文化遺産登録の決定

更新日:2022年11月30日

『風流踊』のユネスコ無形文化遺産に登録決定について

 

11月30日に開催された、ユネスコ無形文化遺産保護条約第17回政府間委員会において、「五ヶ瀬の荒踊」を含む24都府県の国指定重要無形民俗文化財41件から構成される民俗芸能『風流踊』がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定いたしました。

「五ヶ瀬の荒踊」は、本町の坂本地区において、地域の人々が世代を超えて参加し、様々な時代背景の中で、生活や風土と関わりながら、400年以上にわたって受け継がれてきました。今日では、町の貴重な文化遺産であるとともに、地域コミュニティの構築や活力の源としても大きな役割を果たしている重要な存在となっております。

担い手の減少や高齢化など、他の『風流踊』団体と同様に課題はあるものの、地元の坂本小学校においては、「荒踊保存会」と連携し、総合的な学習の時間などを活用して「荒踊」を練習し、運動会などの場で披露するなど、幼少期から踊りに親しみを持つ機会を設けることで、継承に向けての基盤づくりを行っております。

我が町の誇りである「荒踊」のユネスコ無形文化遺産登録を契機として、人と地域と風土がさらにつながりを深めていくため、全国各地の保護団体や行政組織と協力しながら、民俗芸能の保存継承活動や地域の活性化等に取り組んでまいります。

    五ヶ瀬町長 小迫幸弘

    五ケ瀬町教育長 渡木秀明

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