令和8年町長新春挨拶

更新日:2026年07月09日

小迫幸弘2025

町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた令和8年の新春を、健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。平素より町政全般にわたり、深いご理解と温かいご支援を賜っておりますことに、あらためて厚く御礼申し上げます。
昨年は、戦後80年という節目の年でありましたが、現在も世界各地において紛争や対立が続いており、平和な日常が決して当たり前でないことを、私たちは改めて認識させられていす。先人の努力によって築かれてきた今日の暮らしを守り、次の世代へと確実につないでいくことが今を生きる私たちに課せられた大切な責務であります。また、町議会議員選挙、参議院議員選挙が実施され、国政においては初の女性総理大臣が誕生するなど、大きな転換期を迎えました。
物価高対策をはじめ、私たちの暮らしに直結する課題が議論される一方、外交や防衛といった重要な局面も続いており、政治への関心は一層高まっています。
こうした中、本町の基幹産業である農林畜産業では、生産者の皆さまのたゆまぬ努力が実を結び、お茶、乾椎茸、畜産分野において全国・県レベルで高い評価を受ける成果が生まれました。これらは五ヶ瀬町の誇りであり、町のブランド力向上に大きく寄与するものです。一方で、担い手や後継者の確保は引き続き町全体で取り組むべき重要な課題であります。
この課題への対応として、昨年、特定地域づくり事業協同組合が設立されました。農林業や観光、福祉などを支える人材を地域で確保し、複数分野を横断的に支える新たな仕組みであり、五ヶ瀬町の産業と暮らしを将来につなぐ重要な一歩です。
また、若い世代の声を町政に生かすため「しゃべり場ごかせ」を開催しました。町の未来や暮らしについて率直に語り合う中で、若い皆さんが地域や政治、行政を自分事として捉え、主体的に関わろうとする姿勢に、大きな可能性を感じました。あわせて、高齢者向けのスマートフォン教室の開催や結婚支援の充実など、世代を超えて誰もが安心して暮らし続けられる環境づくりにも取り組んでまいりました。
町政運営においては、道路や水道をはじめとする生活インフラの計画的な整備を着実に進めております。
  九州中央自動車道や竹田五ヶ瀬線の整備は、人の流れや物流を支える重要な基盤であり、町道改良とともに地域の安全性や利便性の向上、さらには産業振興や観光交流の拡大にも大きな役割を果たします。あわせて、防災・減災対策にも継続して取り組み、安心して暮らせる町づくりを進めてまいります。
ふるさと納税額も年末には3億円を超え増額となりました。引き続き創意工夫してまいります。
人口減少や少子高齢化は、本町においてもさまざまな課題を生んでいます。しかし、人口の多さだけで町の価値が決まるものではありません。小さな町だからこそ、一人ひとりの顔が見え、思いが通い合い、地域の力を生かしたきめ細やかな町づくりが可能であります。
規模は小さくとも、確かな魅力と誇りを持ち、内外に輝く町であり続けることが、五ヶ瀬町の目指す姿です。
五ヶ瀬町は、厳しい自然条件の中でも、知恵と行動力で道を切り拓いてきた「挑戦の町」です。本年迎える町制施行70周年は、その歩みを振り返るとともに、次の時代へ向けた新たな一歩を踏み出す大切な節目であります。
結びに、本年が町民の皆さま一人ひとりにとりまして、健康で心豊かに過ごせる実り多い一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

 

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